ゴルフで重要なクラブ

ゴルフの上手な人のイメージというと、ティーショットでドライバーで飛距離を出せる人というイメージを持っている人も多いとは思います。

確かにセミプロやプロともなればそれこそ1打1打がとても重要になりますからドライバーはもちろんの事ですが、アイアンからパターまで全てのクラブで思い通りのショットができる事が重要になります。しかしながら、ゴルフ初心者や目標のスコアが100を切りたいといようなゴルファーは全てのクラブをマスターするよりもいくつかの特定のクラブをマスターする事がとても大切になってきます。

ゴルフクラブの場合は基本的にドライバーやスプーンなどのクラブよりも5番アイアンよりも下のミドルアイアンやショートアイアンの方が使いこなしやすくできています。確かにロングホールなどでは、ドライバーでティーショットを打ちたくなる気持ちはありますが、2打目が深いラフや傾斜から打つ事を考えれば、ティーショットの飛距離は出ていなくても2打目が平らなフェアウェイで打てる方がより練習場に近い状態でショットができるといえます。あくまでも机上論になりますが、500ヤードのホールであっても、150ヤードづつ正確に打てれば4打目はショートアイアンになります。つまり、人にもよりますが、5番アイアンや6番アイアンを基本に残りはショートアイアンの実力を磨けば目標のスコア100をきる事は決して無謀な数字だとは言えない事になります。

ショートアイアンやパターの感覚というのは、本来は練習場ではなくショートコースなどで練習をする事で、かなりの成果は見込めます。実際には以前ほどショートコースがなくなっているのが現状だけに初心者が気軽にという訳にはいかなくはなっている事も事実です。練習場でもただ無駄に球を打つだけではなく、1打ごとに目標を決めて距離感を持つ練習をすることで、正確なスイングと距離感をつかめるようになるといえます。

豪快なドライバーショットも気持ちが良いと思いますが、正確なアイアンこそゴルフでスコアを上達させるコツだともいえますし、思い通りのショットを続けてぴったりとピンに寄せるショットが出来るようになる事も充分に気持ちが良いゴルフだといえます。