飛距離や弾道のバラツキはゴルフクラブを変えても治りません

ゴルフを始めて暫くすると、ゴルフ雑誌やテレビでのクラブのコマーシャルが目に付くようになります。

「飛距離UPの・・・」とか「曲がらぬ・・・」等のキャッチコピーに敏感に反応し、早速新型のクラブを試打させてくれる練習場(ドライビング・レンジ)に行き、先ずは打ってみようと考える人が少なくありません。

それはそれで決して悪い事ではないのですが、ドライバーにせよアイアンにせよ、新しいクラブを試す時には、先ずは今使っているクラブでの平均的な飛距離や弾道を十分に理解しておく必要があります。

さもないとその違いが判らないからです。

そんなの分かっていると言える方は問題ないのですが、初心者にはそれを知らない人が案外多いのです。

何故ならば、同じクラブで10発打っても毎回飛距離や弾道に大きなバラツキが出ることが殆どだからです。

そんな状態で新型クラブとの差を知ることなど出来るはずがありません。

ましてはクラブを変えることでそのバラツキを完全に治すことなどは不可能と言えます。

クラブを変える事を考える前に、先ずは今のクラブでのバラツキを治す練習に打ち込むべきでしょう。